骨粗鬆症財団20年のあゆみ
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『DXAによる骨量計測の実際』を解説していただき、講演に引き続いて質疑応答をおこなっている。全講演を聴講した受講者には折茂理事長名入りの修了証を発行しており、プログラムの最後に、当日の受講者の中から選ばれた代表の方に福永先生から直接修了証が授与される。曽根照喜先生友光達志先生講習会のテキスト 開催日第1回平成23年11月6日(日)クロスウエーブ梅田第2回平成24年2月19日(日)福岡朝日ビル第3回平成24年5月20日(日)AP東京八重洲通り第4回平成24年8月26日(日)札幌国際ビル第5回平成24年9月16日(日)岡山国際交流センター第6回平成24年11月11日(日)TKP仙台カンファレンスセンター 第7回平成25年2月17日(日)TKP名古屋ビジネスセンター開催場所申込数参加者数90名79名120名83名109名78名修了証90名75名115名81名106名74名福永仁夫先生46講習内容としては、骨粗鬆症の病態や診断、治療など骨粗鬆症を理解するための項目を取り入れ、正確な骨量測定の重要性を理解してもらいやすいようにした。プログラムは、財団理事で川崎医科大学学長の福永仁夫先生の講習会開催趣旨説明に始まり、川崎医科大学放射線医学(核医学)教授の曽根照喜先生による『骨粗鬆症の診断と治療』と題した骨粗鬆症の概要の講演、ついで川崎医療短期大学放射線技術科准教授の友光達志先生に、実践的な講習会開催一覧回数受講者募集に対し、毎回多数のかつ、遠方からの申込みがあり、講習会への期待の高さを痛感する一方、会場の定員を上回る受講者を受け入れているため会場が手狭になってしまい、受講者だけでなく、講師の先生方にも窮屈な思いを強いることになってしまっている。受講後アンケートでも、「実際の測定での注意点がよく理解でき、再現性の向上が今後見込めそうだ」など、講習内容について非常に満足度の高い回答が多いのに対し、会場の狭さについて控えめながら改善を求める声が常にあるのは問題であると認識しており、今後改善していきたい。

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