高齢者運動器疾患研究所代表理事 石橋英明先生 ロコモ体操の指導 講演会場会場の愛知県医師会館49いきいき講演会名古屋骨を守る会埼玉県の伊奈病院整形外科の石橋英明先生が、東京都健康長寿医療センター在任中に始めた「いきいき講演会」を発展的に継続するため、平成17年(2005年)に設立したNPO法人である。高齢者の運動器疾患についてわかりやすく具体的に楽しく伝えるということをモットーにしており、現在、年2回の「板橋いきいき講演会」(板橋区)、年1回の「埼玉いきいき講演会」を定期的に開催し、毎回200〜1000名近くの参加者がある。さらに、運動機能チェック「みんなでロコテスト」と歌に合わせて会場全体で体操をする「いきいきロコモ体操」を合わせた「いきいきロコモ講習会」を年3回開催して、100〜200名の参加者を得ている。参加者が実際に体を動かす参加型の講演会になっており、楽しくてためになったとの声が多い。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の普及にも注力し、高齢者のQOLやADLの維持、改善に積極的に取り組んでいる。年6回ニュースレターを発行しており、ホームページ(http://www.oie.or.jp)では講演会・講習会の情報、運動器疾患の解説を掲載している。同会は、スイス連邦骨粗鬆症啓発団体”Donna mobile”の活動に触発され、富田明夫現会長(愛知医科大学名誉教授)のもと平成15年(2003年)に設立された。愛知県下医学系4大学を中心に、専門分野ならびに大学の垣根を越えた協力体制が整い、事務局は藤田保健衛生大学内分泌代謝内科(事務局長 鈴木敦詞准教授)におかれている。毎年2回、夏と冬に愛知県医師会館で市民公開講座が開催され、骨量測定と2題の講演を実施、毎回300名前後の参加者を集める。正会員向けに年2回ニュースレターを発行し、会員とのコミュニケーションを図っている。
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