骨粗鬆症財団設立30周年記念誌 OSTEOPOROSIS
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一般課題一般課題42二次骨折予防に対する多職種連携骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)の有効性大規模糖尿病コホートにおけるロコモティブシンドローム・骨粗鬆症に栄養摂取、運動・活動量が与えるインパクトに関する臨床研究サルコペニアによる運動機能低下は骨粗鬆症の原因となるのか? 一般住民における縦断研究関節リウマチ患者における骨粗鬆症薬の費用対効果:IORRAコホートにおける検討オステオサルコペニアの特徴とその予後の解明:地域住民コホート調査よりチーム医療で実践する大腿骨近位部骨折における周術期の分岐鎖アミノ酸(BCAA)集中投与によるリハビリテーション栄養の取り組み地域における骨粗鬆症性骨折減少への取り組み:Stop-Fx studyCOPD(慢性閉塞性肺疾患)合併骨粗鬆症に対する治療介入のQOLへの影響-COPDアセスメントテスト(CAT)を用いて-ロコモティブシンドロームとサルコペニアが転倒に及ぼす影響~骨粗鬆症検診におけるロコモとサルコペニア予防の重要性の確立~ロコモティブシンドロームの発生と経過における骨粗鬆症の寄与に関する研究:地域住民コホート調査上肢機能の低下が骨粗鬆症およびロコモティブシンドロームにもたらす影響院内OLSチームによる退院後の二次骨折予防継続率の向上への取り組み日本人リウマチ患者における新規骨折がQOLに与える影響:IORRAコホートを用いた骨折部位別の検討糖尿病コホートにおけるロコモティブシンドロームが骨粗鬆症に与えるインパクトに関する前向き研究骨粗鬆症性大腿骨近位部骨折患者の術後長期QOLに及ぼす影響-北部九州多施設共同研究-骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折後脊柱変形と重要臓器障害の連関研究課題埼玉医科大学 整形外科 人工関節診亀岡市立病院 糖尿病内科サンディエゴ脊椎財団 (San Diego Spine Foundation)東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター膠原病リウマチ内科東京大学大学院医学系研究科外科学専攻 感覚運動機能医学講座整形外科学国保野上厚生総合病院 整形外科産業医科大学 整形外科帝京大学ちば総合医療センター 第三内科日本保健医療大学 保健医療学部 理学療法学科東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター ロコモ予防学講座名古屋大学 手の外科朝日野総合病院 整形外科国際医療福祉大学市川病院 整形外科京都府立医科大学 内分泌・代謝内科九州大学病院 整形外科国立研究開発法人国立長寿医療研究センター整形外科部所属(当時)氏名(50音順)田中 伸哉濵口 真英飛田 哲朗古谷 武文堀井 千彬松本 卓二山中 芳亮渡部 玲子旭 竜馬飯高 世子岩月 克之辻 王成中山 政憲橋本 善隆藤原 稔史若尾 典充第11回(平成30年度) 第12回(平成31/令和元年度)財団研究助成※詳しくはホームページをご覧ください。旭化成研究助成平成19年(2007年)に旭化成ファーマ株式会社の協力を得て骨粗鬆症に関するQOL研究を発展、推進するために立ち上げました。令和元年度(2019年)に終了するまで12回の助成を実施しました。骨粗鬆症財団の研究助成を得て大阪大学大学院 医学系研究科 運動器再生医学共同研究講座 特任講師蛯名 耕介さん私は本プログラムにて3回の研究助成を受領させて頂きました。それをもとに関節リウマチに伴う骨粗鬆症に対する骨形成促進剤の効果(Osteoporos Int. 2014. Dec;25(12):2755-65)や、骨形成促進剤終了後の適切な逐次治療の選択(J Bone Miner Metab. 2017. Jan;35(1):91-98)、また橈骨遠位端骨折受傷リスク予測における前腕DXAの有用性(JB JS Open Access. 2020 Jan 6;5(1):e0036)など、現在の骨粗鬆症治療・予防の発展につながる研究が遂行できましたことに心より感謝申し上げます。

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