骨粗鬆症検診受診率ランキング。1位は栃木県。受診率が高い県ほど大腿骨骨折が少なく、要介護率が低い傾向。
骨粗鬆症財団では、厚生労働省の公表データを元に骨粗鬆症検診受診者数を調べた結果を11月末に出版された日本骨粗鬆症学会雑誌に発表しました(The Journal of Japan Osteoporosis Society, vol.4, No.4, 513-522)。受診率は、最も高い栃木県で14.0%、最も低い島根県では0.3%と47倍もの開きがありました。相関解析の結果、検診率が低い地域ほど大腿骨の骨折を起こしやすく、介護が必要になる傾向にありました。骨粗鬆症による骨折や要介護者を減らすためには骨粗鬆症検診に力を入れるべきと思われます。
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