どんな人がなりやすい

骨粗鬆症の原因

骨量が減少する最も大きな原因は加齢ですが、遺伝や生活習慣、閉経(女性のみ)の影響を受ける複合的疾患であることがわかっています。
・カルシウムの摂取不足
・女性ホルモンの欠乏
・カルシウム調整機能の衰え

また、卵巣摘出・糖尿病・ステロイド薬・慢性肝障害など他の病気や薬が原因で起きる骨粗鬆症の場合は、年齢や性別に関係なく発症します。

こんな人がなりやすい

1 喫煙Img 喫煙 喫煙者>禁煙者>非喫煙者の順で
骨折のリスクが高まります
2 多量の飲酒Img 多量の飲酒 1日2単位(およそビール中瓶2本、日本酒2合)で
骨折リスクが高くなります。
男女差はありません。
3 低体重Img 低体重 低BMI者は特に大腿骨骨折を起こしやすくなります
4 加齢Img 加齢 同じ骨密度でも年齢が高いほど
骨折する危険が高くなります
5 閉経Img 閉経 閉経年齢の早い人、両側の卵巣を
摘出している人も危険が高くなります
6 ステロイド服薬歴Img ステロイド服薬歴 ステロイド治療は骨密度を低下させます
7 遺伝Img 遺伝 日本を含む東アジアに多いモンゴロイド系の人は
骨量が少なく骨折を起こしやすくなります。
家族に骨粗鬆症の人がいる場合も同様です。
8 過去の骨折Img 過去の骨折 過去に、椎体、大腿骨、上腕骨、橈骨の骨折があると
新たな骨折が発生しやすくなります
9 カルシウム不足Img カルシウム不足 カルシウム摂取量が少ないと低骨量の危険が高くなります
10 運動不足Img 運動不足 運動は継続して実施することで若年~中年期では骨量増加、
高齢者は転倒予防につながります。

引用:IOF作成「Osteoporosis risk check」より