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ニシンと昆布のうま煮

2024年11月20日更新

ハレの日の冬のごちそう

能登では祭りの日のごちそうとして各家庭で代々作られてきた郷土料理。
食材が乾物なので保存食としても優秀で、一度に大量に作るとうまみも増します。
身欠きニシンを骨ごと丸ごと昆布と一緒にやわらかく煮るこの調理法は、カルシウムをたっぷり摂取できるうえに、昆布に含まれるミネラルで吸収率もさらにアップします。
監修:しもおきひろこ(フードコーディネーター/料理研究家/金沢市在住)

材料(4人分)

ニシン(半干し)
300g
早煮昆布(乾燥)
40g
A 酒
100mL
A しょう油
50mL
A みりん
50mL
A 砂糖
大さじ2
下ゆで用米のとぎ汁
適宜

得られる栄養(1人分)

エネルギー
296kcal
タンパク質
15.7g
カルシウム
94mg
ビタミンD
27㎍
ビタミンK
9㎍
食塩相当量※
3.1g
※煮汁を摂らなければ上記の1/2程度

作り方

  1. 昆布はサッと洗ってハサミで1~2cmの長さにし、水に20~30分浸してから水気を切る。鍋に入れて1リットルの水を注ぎ、ふたをして弱火~中火で約30分煮る。
  2. ニシンは食べやすい大きさに切り、米のとぎ汁(なければ水とひとつかみの米)で10分ほどゆで、ザルに上げて水洗いする。
  3. 1.の鍋にAと2.を加え、アクを取りながら弱火~中火で1時間ほど煮込み、器に盛る。