令和3年度財団研究助成選考結果

募集テーマ

骨粗鬆症に関する臨床研究
募集期間 :令和2年7月1日〜8月31日
応募件数 :44題
選考委員会:令和2年10月17日(土)14:00〜14:50 AP東京八重洲 Jルーム
選考委員 :林 泰史、寺内公一、石島旨章、小川純人(敬称略)
選考方法 :応募書類から応募者の属性を削除し、4名の選考委員によるブラインド審査で、①骨粗鬆症研究への貢献性、②独創性・新規性、③将来性・発展性、④遂行可能性の4項目について、最低1点から最高5点で絶対評価とした。4項目を合計したのち、同点のものは①骨粗鬆症研究>②独創性・新規性>③将来性・発展性>④遂行可能性の順に優先して順位付けした。

入選課題

下記10題とする。

No. テーマ 所属 氏名
腸内細菌叢を標的とした骨折予防戦略の構築 東北大学大学院医学系研究科分子代謝生理学分野 荒井 誠
副腎由来ホルモンに基づいた骨質劣化型骨粗鬆症の診断モデルの確立 九州大学大学院医学研究院病態制御内科学分野 馬越 真希
MR spectroscopyを用いた筋骨連関メカニズムの解析 札幌医科大学医学部整形外科学講座 黄金 勲矢
骨質因子である骨微細構造とコラーゲン老化架橋および骨代謝回転の関係:HR-pQCTによる横断調査
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科学
岡崎 成弘
HRpQCTを用いた閉経後骨粗鬆症女性における骨微細構造・BMD値の荷重骨・非荷重骨での違いと影響を与える因子の研究 沖本クリニック
沖本 信和
骨粗鬆症患者における血清25(OH)D値と骨組織における石灰化障害の検討
立川綜合病院整形外科
奥村 剛
“いつの間にか骨折”をAI(人工知能)で胸部単純X線写真から診断する、陳旧性椎体骨折検出システムの開発研究
JCHO東京新宿メディカルセンター整形外科
佐藤 洋一
骨粗鬆症性椎体骨折新鮮例に対する受傷後早期床上安静の是非 早期離床との多施設前向き比較対照研究
筑波大学医学医療系整形外科
高橋 宏
地域在住高齢者におけるαアクチニン3遺伝子多型とオステオサルコペニアの関係性に関する研究 鹿児島医療技術専門学校理学療法学科
谷口 善昭
10 心不全患者における未診断骨粗鬆症の有病率を明らかにするための前向き観察研究 新潟大学大学院医歯学総合研究科循環器内科学
藤木 伸也
(敬称略・氏名50音順)