第27回(平成31年度)財団研究助成 選考結果

選考委員

井上大輔、岩本 潤、竹田 秀、寺内公一

選考方法

応募書類から応募者の属性を削除し、4名の選考委員によるブラインド審査で、下記4項目(各5点、合計20点満点)を評価し、それを基に助成対象者を選出した。尚、選考委員が所属する施設から応募された書類に対する当該選考委員の採点は除外した。
(1)独創性・新規性 (2)将来性・発展性 (3)遂行可能性 (4)骨粗鬆症研究への貢献性

応募件数(募集期間:平成30年11月1日~平成30年12月25日)

指定課題1.骨粗鬆症検診の普及に関する研究 5件
指定課題2.骨粗鬆症による骨折に関する疫学研究 3件
一般課題(臨床)8件、 一般課題(基礎) 9件

助成金額

指定課題100万円、一般課題60万円

氏名 所属 研究課題
指定課題 岩倉 崇 兵庫県立淡路医療センター 整形外科 大腿骨近位部骨折における生活習慣病の関与と骨代謝の関連性
久保田 基夫 亀田総合病院 脊椎脊髄外科 バーコードリーダーとQRコードを利用した骨粗鬆症検診データベース作成の試み−パイロットスタディ−
一般課題 有岡 将基 九州大学大学院医学研究院 臨床薬理学分野 Liposomal-Wnt3aを用いた歯槽骨治癒促進による骨粗鬆症の咀嚼機能回復
猪瀬 弘之 東京医科歯科大学 整形外科 長鎖ノンコーディングRNAによる骨芽細胞分化・増殖調節機構の解明
北島 百合子 長崎大学 産婦人科 若年女性アスリートにおける低エストロゲン性無月経が骨の微細構造に与える影響に関する検討
高藤 義正 近畿大学医学部 再生機能医学教室 糖尿病性骨粗鬆症における組織因子の役割の解明
田島 貴文 産業医科大学 整形外科 アルデヒド脱水酵素2(ALDH2)遺伝子多型がPTH製剤の骨密度上昇効果に与える影響

(敬称略、氏名は50音順)