第15回(平成31年度)リリー研究助成プログラム(骨領域研究)選考結果

1. 応募総数

43件

2. 選考委員会

平成30年10月19日(金)18:00~19:00/AP東京八重洲通り I ルーム

3. 選考委員

伊木雅之、遠藤直人、倉林 工 (敬称略・50音順)

4. 選考方法

3名の選考委員によるブラインド審査で、(1)総合評価、(2)4項目評価の合計点(①臨床的有用性、 ②遂行可能性、 ③骨粗鬆症研究への貢献性、 ④独創性・新規性)を各5点満点で評価し、(1)、(2)の優先順位で決定した。

5. 助成金額

80万円(単年)

6. 入選課題(10題)

No 氏名 所属 研究課題
池川 志郎 国立研究開発法人理化学研究所・生命医科学研究センター 骨関節疾患研究チーム ビッグデータを利用した、様々な疾患、形質、臨床検査値と骨粗鬆症との関連の検討
片岡 裕貴 兵庫県立尼崎総合医療センター 呼吸器内科・臨床研究推進ユニット 閉経後骨粗鬆症に関する累積ネットワークメタアナリシスと診療ガイドラインと実際の処方の比較研究
3 小林 和克 名古屋大学医学部附属病院 整形外科 10年後の骨粗鬆症発症予測因子とは?−運動器住民検診による前向きコホート研究(Yakumo study)−
4 小森田 祐二 福岡歯科大学 総合医学講座内科学分野 血糖コントロール、糖尿病合併症が骨折リスクに与える影響 −前向きコホート研究−
5 清水 智弘 北海道大学病院 整形外科 脆弱性骨折患者の骨質解析 −骨折の連鎖を防ぐためのテーラーメード治療の確立−
6 津留 美智代 久留米大学医学部 疾患プロテオミクス遺伝子治療 後縦靱帯骨化原因タンパク質発見によるモデルマウスの低代謝回転骨の解明と歯周靱帯再建阻害との関連解明
7 中村 順一 千葉大学大学院医学研究院 整形外科学 高齢者における骨粗鬆症を基盤とした大腿骨近位部骨折の発症リスクを予測するための新鮮凍結屍体を用いた有限要素解析と力学試験
8 樋口 善俊 名古屋大学医学部附属病院 整形外科 骨粗鬆症の発症を予測する新たなバイオマーカーの探索:microRNA解析(Yakumo Study)
9 星野 雅俊 大阪市立大学大学院医学研究科 整形外科学教室 AIを活用した骨粗鬆症性椎体骨折に対する骨折識別システムの開発に関する研究
10 三浦 紘世 筑波大学医学医療系 整形外科 骨粗鬆症やサルコペニアに伴う歩行機能低下に対する三次元動作解析と無線表面筋電図解析を同期させた新たな歩行動作解析の研究

(敬称略:氏名五十音順)